毎年、年末年始になると笑顔になってしまう海産物があります♪
あまり一般的には知られていない貝柱とホタテに似た貝を紹介します。
本当に美味しんです。味にもこだわり料理も色々。
真珠貝(あこや貝)の貝柱
真珠貝(あこや貝)の姿(左)と貝を開いて真珠を取り出す(右)
あこや貝から真珠の取り出すシーズンの12月中頃から2月頃までの期間限定。
真珠⾙から採れる為、真珠の出荷時期の2ヶ月程しか出回らない希少な⾙柱です。
高級な真珠⾙から1粒しか採れず、傷みも早いため地元でほとんど消費されてしまう、まさに高級珍味です!出回る時期も短いため毎年12月には購入して楽しんでいます。
独特のぷりぷりな食感と⾙柱の旨みは真珠の⾙柱でしか味わえない真珠の副産物
宝石の真珠ができるあこや貝の中にある1個に1個の貝柱。
刺身でも煮物でも天ぷらでも美味しく、バター焼き、かき揚げ、炊き込みご飯 など旨味が独特で美味しいです!
真空パック瞬間冷凍した物は、長期間持ちます。
ヒオウギ貝
赤や黄、橙や紫などの色鮮やかな貝殻が特徴の、ホタテ貝に似た二枚貝です。 学術名は「ヒオウギ貝」(緋扇貝)ですが、焼いた時、貝が開いたり閉じたりを繰り返すことから「アッパ貝」「アッパッパ」。また泳ぐ姿がバタバタしている事から「バタ貝」「バタバタ貝」とも呼ばれています。呼び名は他にもあるとおもいます。
馴染みが少ないヒオウギ貝。 ホタテ貝より一回り小さな二枚貝。
まるで人工的に着色したかのような色ですが、このヒオウギ貝自身が作り出す個性。
ホタテ貝は、水温の低い海で育つのに対し、ヒオウギ貝は水温が高く内湾の静かな海で育ちます。
ヒオウギ貝の特徴はその鮮やかな色で人気となっており、贈り物としても人気となっています。また、ヒオウギ貝の味わいはとても甘みがあるものとなっており、食感もしっかりとしたものとなっているのも特徴です。
本当にヒオウギ貝は帆立にも負けないくらい美味しいです!
たくさんヒオウギ貝が手に入った時には、まず茹でる、または蒸すなどしてヒオウギ貝を加熱し、ヒオウギ貝の貝殻から身を外して、身の部分だけをフリーザーバッグなどに入れて冷凍して保存しておくと食べたいときにいつでも食べれます。
ヒオウギ貝は、網の上に置いて口が開くまで焼き、火が通ったらしょうゆをかけて食べたり、酒蒸しにして楽しむこともできます。
他にも「ヒオウギ貝のバター醤油焼き」「ガーリックバター」で炒めて美味しく食べれます。毎年作っているのが「佃煮風」にしたヒオウギ貝です♪
<豆知識>
冬場こそ「ノロウイルス」に気をつけてください。
二枚貝はエサとしての「プランクトン」を摂取するのに海水を大量に吸い込みます。二枚貝は海水から得たプランクトンを体内に蓄積し、海水は吐き出していますが、そのとき二枚貝の内臓(中腸腺)にノロウイルスが残ってしまうことがあるため、ウイルスに感染した牡蠣を生食することで、人間の体内にノロウイルスが入ってきます。
生で食べることもある「ホタテ」も同じく二枚貝ですが、調理の段階で内臓を除いて、貝柱だけを食べるため、ノロウイルスに感染することがほとんどありません。
しかし牡蠣は内臓ごと生で食べる機会があるため、冬場にノロウイルスの感染症被害が起こりやすくなるのですので気をつけてください。
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