日常生活

料理初心者でも簡単!フレッシュで美味しい「野菜」の見分け方

新鮮な野菜

新鮮な野菜は風味が豊かで栄養価が高く、料理を美味しくする要素となります。 * 野菜は鮮度が高いほど明るい色をしています。色あせていたり、くすんでいる野菜は古いような可能性が高いため、明るい色のものを選ぶ様に。

おいしい「きゅうり」はイボがついている

鮮度の悪いきゅうりを見分ける時は、先端とお尻を見ます。先端やお尻が透明になっているものは傷んでいるので要注意。しっかりイボがついているものがおいしく新鮮です。

  • ①色が濃い
  • ②太さが均一なもの
  • ③花落ちの部分がみずみずしい。花が付いているものは新鮮な証拠
  • ④頭の部分を押してやわらかくなっているものは日がたっている
  • いぼが痛々しいほどに立っている(品種にもよる)

スターマークがある「トマト」は糖度が高くおいしい

重いほど中の果汁がしっかり入っていておいしい。鮮度の悪いトマトを見分けるときは触ってみて柔らかくなってないかをみます。少しでもぶよぶよしているトマトは避けています。

  • ①果肉がしまっていて形が整った円形をしているもの
  • ②色が濃く、ヘタの方まで色づいているもの
  • ③ヘタが青くみずみずしいもの
  • ④ヘタ周辺の果肉に割れや裂けの無いもの
  • ⑤ヘタと反対側を上から見て、放射状の筋が出ているものは特に味が濃い
  • ⑥お尻に放射状に白く線が伸びて星の様に見える。これをスターマークと言います(写真)

おいしい「ナス」を見分けるときはヘタの棘をチェック

痛そうな棘があるほどおいしいです。

  • 色が濃く果皮の表面にツヤ、テカリがあるもの
  • ②果皮にスレ・傷がないもの・ヘタの切口が新鮮
  • ③ヘタのかさの部分が黒々していてトゲばっているもの
  • ④触ってみて実が締まっていて弾力性のあるもの

秋も終盤になると実がだんだんと固くなってきます。気を付けてください。

葉にしわがあるものが味が濃くておいしい「ほうれん草」

同じほうれん草でも、夏場と冬場とで味も栄養価もだいぶ変わってきます。冬場の味の濃い時期のものを是非味わって下さい。

  • ①葉の色つやがよくピンとしているもの
  • ②軸・根が太いもの。茎も細いものよりある程度太くてしっかりしているもの
  • ③葉は薄いものよりも肉厚なもので葉脈が左右対称
  • ④品種にもよるが基本的に色の濃いもの。特に軸の部分の赤味が強いものは露地物が多く美味しい

皮が緑に変色している「じゃがいも」はダメ!

鮮度が悪いじゃがいもを見分ける時は、皮の色をみましょう。

皮が緑に変色していることがありますが、緑色はじゃがいもの芽と同じく毒素なので選ばないように気をつけましょう。

  • ①皮の表面がなめらかなもの
  • ②硬く締まっているもの
  • ③大きすぎないもの
  • ④緑がかっているものはダメ

美味しい「玉ねぎ」は球型で傷がない

  • ずっしりと重みがあるもの
  • 硬く締まっているもの
  • 傷がないもの
  • 球型に近いもの
  • 皮が乾燥しているもの
  • ①表面の皮がよく乾いているもの
  • ②頭の部分を押してみて固くしっかりしているもの
  • ③玉全体が固くしまっているもの

おいしい「にんじん」を見分ける時は、皮の色をチェック

濃いオレンジ色のにんじんほど、甘味が強くおいしいですよ。

また、軸が小さいほど、味がいいので合わせてそちらもチェックしてください。

悪いにんじんを見分ける時は、皮が乾燥していないかをチェック

陳列後時間が経つと、皮のみずみずしさがなくなり乾燥してきます。

  • 皮のオレンジ色が濃いもの
  • 表面に傷がないもの
  • 先端が丸いもの
  • 切口が変色していないもの
  • 軸が小さいもの
  • 濃いオレンジ色、表面に傷がない、先が丸いなど

キャベツや白菜は葉の断面が「黄色」を選ぶ

白菜やキャベツは、芯や筋の切り口は白色でいいのですが、その周りは「緑色」のほうが新鮮だと勘違いされている方が多いですね。実は、葉の断面は「黄色」のほうが切りたてで新鮮です。

  • ずっしりと重いもの
  • 外葉が綺麗なもの
  • 軸の切口が新鮮なもの
  • <1/2の場合切口が黄色いのもの>
  • ①持った時に芯(中心部)にずっしりとした重みを感じるもの
  • ②葉先がしっかり巻いているもの
  • ③葉が青々としていて虫食いがないもの
  • ④形は細長いものより丸みがありずんぐりとしたもの
  • ⑤カットものは切り口が平らになっているもの(日が経つと切り口が盛り上がってくるため)
  • これから寒い時期にかけて美味しくなってくる白菜。特に霜が降りるくらいの時期に出来たものは甘味も増しています。

<豆知識>

「キュウリは栄養がない」?
代表的な夏野菜であるキュウリですが、「栄養がない」と聞いたことがあるのでは?
たしかに、キュウリは95%が水分で、三大栄養素もほとんど含まれていません。しかし、皮膚や粘膜の健康に役立つ「βカロテン」や、むくみ解消に役立つ「カリウム」などのビタミン・ミネラル類が含まれているヘルシーな野菜です。

「ピーマンやゴーヤーなど、独特の苦みをもつ野菜」は、炒める時、油の代わりにマヨネーズを使うと、苦味が抑えられ食べやすくなる様です。